お通夜に行ってまいりました

本日、Tさんのお通夜に行って参りました。
斎場のあちこちで、クラッシックカー関係の方々の姿をお見かけしました
そして、集まった皆様全ての方が涙で別れを惜しんでおられました
Tさん･･･どうぞ安らかに

合掌

当初、クルマに乗ったTさんの写真を使っての更新は
事が事だけに控えようと思っていたのですが、
焼香台の横に愛車に乗り微笑むTさんの写真が飾られていたので
僕も、一フォトグラファーが出来る弔いと思い
敢えて写真を使って更新させていただきました

帰りのクルマの中･･･色々考えました
僕らフォトグラファーは撮ることしかできないんだ･･･と
ただ、逆に考えれば「撮ることが出来るんだ」とも

僕らは記録者としてその場にいてシャッターを切る
ただそれだけの行為だけれど、それは撮られる方の「人生の一日」
イベントを撮る時、いつもそう思ってシャッターを切ってきた
例えば、クラッシックカーイベント、ブライダル、琉球国祭り太鼓、果ては友人のご子息の運動会、発表会まで全て
大切な「人生の一日」と思って撮ってきた
もちろんプロですから、そこはそれ色々な絡みが出てくるものの
でも･･･その方の大切な「人生の一日」をに関わらせていただき
撮らせていただいているんだと言う気持ちでシャッターを切り続けてきた

だからこそ、今回のことは凄く･･･なんと言っていいのか･･･
言葉にすることが難しいのですが胸に突き刺さるものがありました
そして、だからこそもっともっと思いを込めてシャッターを切ってゆこうと思いました
たかが無名の一フォトグラファーがそう思ったところでなにも変わらないのですけれど
もっともっと、被写体となる方に、クルマに、物に、風景に
深い思いを込めてシャッターを切ろうと思いました

なんだか、自分でも言っている事が良くわからなくなってきてしまった･･･
とにかく、フォトグラファーは撮らせていただけるのだから･･･
だからこそ、その方の「人生の一日」が記録として残った時に
輝くような一枚であるために今以上の努力が必要なんだ
帰りの車の中で、ハンドルを握りながらそんな事を思いました

もっともっと頑張ろう･･･もっともっと上手くなろう
まだまだ未熟なフォトグラファーだけれど
もっと頑張ろう



さぁ、仕事を終わらせなくては
僕の写真を待ってくださっている方がいます
その方のために仕事に没頭します
一気に全ての仕事を終わらせます